[ヒストリー] 得るものが大きかった営業配達の仕事でしたが・・・

配達の仕事は面白かったです。

楽しいこともたくさんありましたし、
何より、モノの売り方というのがわかった、
今に生きる貴重な経験でした。

商品が食品である場合は、
あんまり上品に取り繕っちゃダメですね。
お客様だからと言って、
マナーを守りすぎたり、美しい敬語を心がけでもダメ。
食品というのは日常生活に直結するものなので、
お客様との間に、自ら壁をつくっちゃダメなんです。

マナーや敬語というのは、ある意味、
壁をつくるツールでもあるので、
そこに必要以上にこだわっていると、
お客様の心の中に、自然にふわっと入り込めません。

親しみと愛嬌があって、それでいて害がなく誠実。
ただし、おススメは自信を持って毅然と行う。
この辺のキャラが、一番売れやすいんじゃないでしょうか。

私は、母親が他人への態度には厳しい人だったので、
どうしても礼儀や品格を保たないといけない気持ちになりますが、
そういったことに少しずつ気づき始めて、
なるべく、自分の「素」を出すようにしたら、
お客様とも友達のように話ができるようになりました。

「ちょっと、うまいから、食べてみて」なんていう
オバチャンぽい言い方は、
今まで初対面の人になんて、
しゃべったことがない私でしたが、
食品の場合は、そのほうが先方も「素」になって、
リラックスした本音のやりとりができるんですよね。

が、この仕事は1年で辞めました。

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